2001年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

  第 5251号 2001年 10月 31日
 

蓑谷会頭を再任へ
 高山商工会議所は11月1日に臨時議員総会を開き、今月で任期満了となる蓑谷穆会頭(69)を再任する見込み。厳しい経済情勢の中、企業をまとめるリーダーシップと、好調な観光業界との太いパイプに期待が集まっている。任期は3年。また、3人の副会頭も全員再任の見通し。

地域で子どもを守る
 高山市の松倉中学校下で30日、PTAや地域住民による「スクール・サポート・チーム」が発足した。大阪の小学校で発生した殺傷事件などを教訓に、県・市教委が同校下をモデル地区に指定したのを受けたもの。チームを構成するのは80人。下校時を中心に通学路を巡回して不審者の発見などに努める。

軟式野球で県の頂点
 県下中学校新人野球大会 (〜28日)で、飛騨地区代表の松倉中学(高山市)が優勝した。高山の中学が新人戦で優勝したのは初めて。強豪の伊奈波(岐阜市)と決勝で対戦。1対1で決着がつかず、無死満塁からスタートする特別延長に突入。最終的に5対4で逃げ切った。

今も現役トミ(唐箕)
 宮村の山腰曠さん宅では50年以上も現役で活躍している農具がある。この機械、トミ(トウミ=唐箕)という。木箱の中にある風車をハンドルで回し、起こった風で穀物と殻などを選別するもの。30日には収穫したアブラエを持って近所の人が訪れ、選別作業を行なった。仕組みはシンプル。動力といえば腕の力だけ。このあたりが「長寿」の秘けつらしい。

  第 5250号 2001年 10月 29日
 

小説で奨励賞を受賞
 高山出身の小説家・米澤穂信さん(23)が書いた小説「氷菓」が、角川学園小説大賞のヤングミステリー&ホラー部門で奨励賞を受けた。今月末に角川スニーカー文庫から出版される。無気力な高校生が、謎(なぞ)を解いていく過程で成長していく様子を描いたもの。 大学卒業後「2年間だけ小説の夢にチャレンジしたい」と両親を説得して執筆を続け、受賞作は4か月ほどで書き上げた。

2日から市美術展
 高山市の美術展覧会が11月2日に高山市民文化会館で開幕する。今年は日本画・洋画・写真・書など8部門に、一般と青年合わせて304点の応募があり、269点が入賞した。同展は4日まで。市展賞を受賞したのは次の皆さん。石原栄吉(日本画・古川町)、森野美千代 (洋画・ 高山市江名子町)、大門典子(版画・高山市新宮町)、山越翔葉(書・高山市松之木町)、家柄木清隆(写真・高山市初田町2)

初の高山産業まつり
 高山市の地場産業を一堂に集めて紹介する 「飛騨高山産業まつり」が、11月1〜4日に高山市のビッグアリーナで催される。飛騨・高山ふれあい21推進協議会の主催。伝統工芸品の実演、野菜や飛騨牛の販売、家具展示など。屋外でも味まつりやフリーマーケットなどの楽しいイベントがある。

郵便局も子供を保護
 高山市内と大野郡内の郵便局が11月1日から、子供の安全対策に乗り出す。局と業務車両が「子ども110番の家」として見守ろうというもの。集配に当たる業務車両はオートバイと軽自動車を合わせて139台あり、「走る子ども110番」のステッカーを張る。岐阜県教委の要請に応じて県内トップをきって実施する。

  第 5249号 2001年 10月 26日
 

牛肉の初競りは好調
 狂牛病に対する全頭検査の開始以降、初めての枝肉の競り市が25日にあり、1頭当たり平均100万8856円と、狂牛病発生前を20万円ほど上回る高値をつけた。このうち、県内生まれで県内育ちの「飛騨牛表示制度」対象の9頭は、最高230万円の値がついた。好調だったものの、その原因は在庫不足などによるもので、手放しに喜べる状況ではないという。

町職員が畜産を応援
 狂牛病の風評被害で打撃を受けている畜産農家を応援しようと、古川町職員組合は、町内産の飛騨牛約80キロを購入することにした。肉を希望する職員は1口5000円を出して31日から順次組合から買い取る。希望者は176人だという。「農家にとっては焼け石に水かもしれないが、相乗効果を期待したい」と組合員は話している。

大太鼓コンで入賞
 熊本城大太鼓コンテスト(熊本市主催・21日)に参加した、高山市の太鼓演奏グループ「童心」の女性2人が優秀賞を獲得した。この2人は西洞有紀さん(大新町3)と三島真里子さん(荘川村)。それぞれ異なった曲を演奏して技術やコスチュームなどが評価された。入賞枠5人のうち2人を占めた形。コンテストには全国の予選を通過した男女合わせて19人が参加。

昔の人々の暮らし展
 高山市の郷土館で25日から特別展「高山町人の生活」が始まった。江戸〜昭和初期の人々の生活を振り返るもので、生活用具と写真など約400点を四季に分けて展示している。呉服店などが得意先に配った「うちわ」30点は初公開。書類や道具を土蔵に収納しておくための「箱」には、詩や絵がほどこしてあり、持ち主の粋な暮らしぶりがしのばれる。11月18日まで。高山市民は無料。

  第 5248号 2001年 10月 24日
 

中高年の就職面談会
 長引く不況で就職難に悩む中高年のために、高山公共職業安定所などが22日、高山市民文化会館で「就職面談会」を開いた。職安管内の45歳以上の有効求人倍率はわずか0・4。このため開場前から職を求める人の行列ができ、2時間で約300人が訪れた。求人する企業サイドでは観光が好調なためか、関連のサービス業が目立った。

五輪選手などが指導
 五輪出場経験者など、かつての国内女子柔道のトップクラスによる教室「キッズじゅうどうイン飛騨」が、11月24日に飛騨高山ビッグアリーナで開かれる。飛騨柔道協会の主催。講師はソウル五輪銅メダリストの山口香さんら6人。いずれも「日本女子柔道倶楽部」に所属して、全国各地で指導している。受講対象は3歳〜小学生で、未経験者のみ受け付けている。黒田さんへFax32−2720で申し込む。

米国のテロの影響
 アメリカで発生した同時多発テロ事件は、中東に石油を依存する日本にどんな影響を及ぼすのか…という講演会が、26日午前10時から地場産ビル(高山市)で開かれる。主催の石油学会は来年高山で全国大会を開くことにしており、そのプレイベント。講師は石油問題コンサルタント神原達さん。受講無料。

東部農地開発が完工
 14年間にもわたった国営農地開発「飛騨東部第1地区」が完工し、25日に祝賀会が開かれる。造成したのは高山市10か所、丹生川村4、 久々野町と朝日村各3の20団地で合計216ヘクタール。総工費311億円。ホウレンソウ、 ダイコン、 カブなどを栽培しており、将来はトマトとホウレンソウだけで全体の60パーセントを占めることになるという。

  第 5247号 2001年 10月 22日
 

厳重、アスベスト処理
 宇宙服のような防護服に防じんマスク。これは炭そ菌事件ではなく、飛騨体育館(高山市)の解体工事現場。発ガン性物質のアスベスト(石綿)が大量に使われているので、作業員の安全を確保するためのもの。周辺への飛散防止にも厳重な対策を講じており、建物をビニールシートで2重に遮断し、さらに内部を減圧して外部へ出るのを防いでいる。「暑さで倒れそうになることも珍しくない」と作業員。

牛の脊髄などを焼却
 高山市は22日、狂牛病の原因とされるたんぱく質 「異常プリオン」がたまりやすい部位を、市の焼却場で処分することを明らかにした。法改正によって、産業廃棄物として焼却することが義務付けられたため。 処分するのは眼球や脊髄(せきずい)など4つの部位。焼却場周辺の住民感情を考慮して、岐阜県が安全証明書を発行したものに限定する。市は、焼却場での処分は専用施設がないための「当分の間」の措置だとしている。

地域振興で5人顕彰
 産業や経済、文化の分野で功績があった人をたたえようと、高山市は「地域振興功労章」を新設したが、その第1号が次の5人の皆さんに決まった。11月1日の市制記念式典で顕彰状と功労章を贈る。村田正斉(元市医師会長)、木下八良(元市農協組合長)、保崎嘉造(元高山身障者福祉協会長)、小鳥幸男(市文化協会長)、蓑谷穆 (飛騨高山観光協会長)

屋台見物に28万人
 21世紀を記念した「秋の高山祭屋台特別ひきそろえ」が20、21両日行なわれ、好天に恵まれたこともあって2日間で28万人もの人出があった。 高山市観光課では当初15万人を予想していたが、2倍近い混雑。雨にたたられた本番の八幡祭りをも4万人以上上回った。

  第 5246号 2001年 10月 19日
 

徒歩で列島を縦断
 高山市森下町1・橋本直忠(31)さんが北海道〜鹿児島まで、約3000キロの徒歩縦断にチャレンジする。 25日に宗谷岬をスタートし、来年1月初旬にゴール予定。橋本さんは北アルプス槍平小屋の支配人。「縦断しながら、米国での同時多発テロと、その報復攻撃に対して多くの人の意見を聞きたいと思いました。決して抗議行動ではありません」と話している。毎日10〜12時間、40キロ歩くのを目標にしている。

カリンガ族の演奏会
 フィリピン山岳地帯の少数民族 「カリンガ族」 による歌と演奏会「山の鼓動・森の囁き」が、20日午後7時から国府町のあぶらむの里である。演奏するのは鼻で吹くノーズフルート、竹筒を利用した打楽器など。思いを寄せる女性に愛を告白したり、悪霊を追い払う曲などを披露する。有料。

22日から狂牛病検査
 食用牛の狂牛病の検査が18日から全国一斉に始まったが、この地方では屠殺(とさつ)日程の関係で、22日が検査の初日となる。飛騨地域保健所では別棟に検査室を設け、18日まで職員の検査方法に関する研修を行なって万全を期している。朝持ち込まれた検体はその日の夜までに検査結果を出し、翌朝から出荷可能になるという。

もう1度屋台出ます
 秋の高山祭屋台特別曳 (ひ)きそろえが20、21両日行なわれる。高山市観光課では、2日間の人出を15万人と予想している。曳き出すのは秋祭り11台と飛騨総社 ・神楽台など合わせて13台。20日は午後6時から八幡宮表参道→下三之町→安川通り→下一之町のコースで曳き回す(宵祭り) 。21世紀のスタートの年にイベントを展開している「飛騨・高山ふれあい21推進協議会」の主催。

  第 5245号 2001年 10月 17日
 

都会から職業体験に
 都市部の人たちに高山の生活や仕事を体験してもらい、将来の定住につなげようと、高山市は「ワーク・ホリデー」を行なう。東京都や埼玉県などから6人が参加し、17日には受け入れ事業主との対面式があった。この6人は20〜30代で男性5人、女性1人。4日間にわたってホームステイしながら、一刀彫や陶器製造などを体験する。「子供を良い環境で育てたい」「モノ作りを仕事にしたい」などというのが参加の理由。

景観デザイン賞審査
 都市景観の向上をねらった、高山市の「景観デザイン賞」は17日に審査結果が発表されたが、建築物を始めとする3部門とも優秀賞に該当するものがなかった。これは20回目を迎える今回が初めて。審査員評によると、全体的に「高山らしさ」が少し欠けていたようだ。3部門合わせて16件の応募があり、4件が奨励賞に選ばれた。

下林町で死亡事故
 15日夜11時30分ごろ 、高山市下林町の市道で乗用車同士が正面衝突。片方の車を運転していた男性が脳挫傷で死亡し、もう一方の車の男性2人は頭や胸を打って重傷。高山署の調べでは、死亡した男性は飲酒運転だったらしい。

高校生が作った屋台
 高山工業高校など高山市内の3高校が共同で作った屋台 「匠龍台」が完成し、16日から組み立てが始まった。全国の職業教育高校が一堂に集う全国産業教育フェア (11月・岐阜市)に出品するもの。高さ5・2メートルで、からくりは「射手童子」と名付けられ、糸の操作で矢を射る。 20日から28日まで飛騨産業で一般に公開する。

  第 5244号 2001年 10月 15日
 

学校給食に飛騨牛
 狂牛病で国内が混乱しているが、高山市教委は「飛騨牛は安全である」として、15日の学校給食に出した。飛騨牛は岐阜県が安全性を確認しており、他産地肉を使用するより安心だというもの。メニューは牛肉の洋風煮込み。16日とで小中学校14校と養護学校2校合わせて6500食を調理する。 消費の落ち込みに頭を抱えている業界からは 「飛騨牛の安全性のピーアールにつながってほしい」という、期待の声が聞かれる。

日本1ジャンボなべ
 丹生川村が直径6・1メートルの巨大なべを作った。同村に住んだとされる怪人・両面宿儺にちなんで「宿儺なべ」と命名し、観光ピーアールに利用する。山形市の「芋煮会」で使うなべより直径がわずか10センチだが大きく「こちらが日本1」と胸を張っている。11月にイベントを開き2万人分を1度に煮るという。

厳粛に狐の嫁入り
 キツネの嫁入りを再現する幻想的な「きつね火まつり」が13日、古川町で催された。花嫁と花婿、さらに武者姿の人など参加者は全員が顔にひげを描いた、幻想的ではありながらユーモラスでもあるイベント。今年は初めて「本物のカップル」が「本物の挙式」をあげるとあって、1万5000人を超える観客が訪れた。

グアテマラを知ろう
 中米に位置するグアテマラ共和国の文化を紹介する催しが、17日午後6時30分から高山市民文化会館である。マヤ文明のティカル神殿から発掘された石碑の拓本、民族衣装などを展示。7時30分からは、同国などで活躍するピアニスト高橋晴美さんが、グアテマラをイメージして作詞・曲した作品を披露する。入場整理券は市役所と市民文化会館にある。

  第 5243号 2001年 10月 12日
 

「えび坂」で融雪工事
 高山市の城山の上り口にある「えび坂」は傾斜が強くて日影になるため、冬になると肝を冷やすドライバーが多い。そんな危険を解消するため、岐阜県は15日からロード・ヒーティングの設置工事に着手する。ボイラーで水を温め、地中に埋めたパイプを通して融雪する方式で、工費は約7000万円。12月30日に完成するが、その間は通行止めとなる。

全国の朝日村・町集う
 大野郡朝日村で13、14両日「ひだ朝日村伝統文化祭」があるが、この催しに新潟県や三重県などから合わせて4つの「朝日村・町」が集い、それぞれ自慢の盆踊りや太鼓などの郷土芸能を披露する。全国には9つの「朝日村・町」があって、朝日サミット、書道大会を毎年開いて交流を続けている。芸能を披露するのは13日午後3時、14日午後12時30分から村総合グラウンド。

13日きつね火まつり
 古川町で13日午後6時ごろから「きつね火まつり」が催される。キツネそっくりに化粧した町民約230人が、キツネの嫁入りに見立てた花嫁行列と結婚の儀を幻想的に行なう。今回は花嫁・花婿役に選ばれたカップルが、実際に結婚式をあげる初のケースで、2人にとっては思い出に残る挙式となりそうだ。

砂田直規コンサート
 清見村出身のバリトン歌手・砂田直規さんのコンサートが、11月8日に飛騨・世界生活文化センターである。 共演するのは、世界最高のオーケストラと評されるウィーンフィルのメンバーで組織した「ウィーン・ザイフェルト弦楽4重奏団」。砂田さんは飛騨への思い入れが強く、毎年のように帰郷コンサートを開いているが、そうした音楽活動に共鳴した4重奏団サイドから共演の申し入れがあったという。前売りチケット4000円。

  第 5242号 2001年 10月 10日
 

「さくら」の主演来高
 「さるぼぼ」とは不思議な縁が…」と話すのは、来春スタートのNHK連続小説「さくら」でヒロインを演じる高野志穂さん(21)。9日に初めて高山を訪れて市長らと面談した。東京で開いた高山の物産展で、仕事運が上向くという「さるぼぼ」を買って「さくら」のオーディションに望み、見事に合格。後から高山が舞台のドラマだと知ったという。この日に高山市が来高記念に贈ったのも、ドラマにちなんだ、桜柄のちゃんちゃんこ姿の特注 「さるぼぼ」。偶然が重なってこぼれるような笑みを見せていた。

古川で抽象の陶芸展
 ヨーロッパを代表する陶芸家ダニエラ・ファイニッシュさん (ルーマニア)の作陶展を、古川町の飛騨の山樵館で開催中。ダニエラさんの作品は抽象的でモダンアートに属するものが多く 、'98年には 「国際ビエンナーレ展」 陶芸部門でグランプリを獲得している。7つの仮面を付けた顔の置物 「MASKV」など33点を展示。14日まで。有料。

芳香・キンモクセイ
 寒さに弱くて高山では育ちにくいというキンモクセイが、城山公園に近い下林国勝さん(馬場町1)宅の庭で満開になっている。樹高約3メートルで高山市内では最大級。オレンジ色をした数ミリの可れんな花を房状につけ、夜道でも木の存在が分かるほど甘い香りを漂わせている。

祭りの人出まずまず
 秋の高山祭は平日のうえ、10日は朝から雨にたたられたが、市観光課のまとめでは10日午前11時現在で20万3000人の人出となった。まずまずといえる数字で、最終的には見込んでいた23万人に達すると見ている。 初日は晴れ間がのぞく天気となり、完成したばかりの宮前橋に屋台が曳(ひ)き出されると、新しい光景として市民に注目された。

  第 5241号 2001年 10月 8日
 

9日から秋の高山祭
 秋の高山祭りが9、10両日執行される。今年は 「体育の日」が8日だったので、2日間とも平日となり、 市観光課では昨年より約6万人少ない23万人の人出を予想している。 両日とも午前9時から八幡宮周辺に屋台を曳(ひ)きそろえるが、新設したばかりの宮前橋上に曳き出した光景は話題になりそうだ。 宵祭は9日午後6時から。

健康イベントに人気
 生活習慣を見直したり軽スポーツを楽しむことで、健康づくりにつなげてもらおうという「健康まつり」と「スポーツフェスティバル」が、7日に高山市役所でなど催された。スポーツフェスティバルでは、ソフトバレー大会と軽スポーツ体験があり、家族連れらでにぎわった。 軽スポーツ体験は親しみやすい種目を楽しんでもらうねらいで、ウレタン製のディスクをドッジボールのようにぶつけ合う「ドッジビー」などが紹介された。

心温まる「詩画展」
 星野富弘の作品を集めた「花の詩画展」 が、7日から飛騨高山美術館(高山市)で始まった。心温まる絵と詩に触れようと、初日だけで3000人が訪れた。口で絵筆を執って「詩画」を表現する星野の作品は、内外で展示会が開かれており、学校の教科書でも紹介されている。今回は約100点を展示。初日には星野が会場に姿を見せ 「ケガで絶望的になった時、人も道端の花も生かされていることを実感し、それを表現したかった」と、作品づくりのきっかけを話していた。16日まで。

釣り人のマナー嘆く
 釣り人のマナーが、こんなにも悪いとは…飛騨獣医師会などが5日、丹生川村の深谷ダム周辺で清掃活動を行なったが、放置された糸くずなどの多さに参加者からは嘆きの声が上がった。釣り糸は見えにくいため、野鳥が体にからませて死亡するケースもある。このため毎年各地の河川などで清掃作業をしている。この日は約1時間30分の作業で、釣り糸だけでもひと抱え以上、ごみも軽トラックの荷台一杯になった。

  第 5240号 2001年 10月 5日
 

テロが飛騨にも影響
 アメリカで発生した同時多発テロの影響が、飛騨地域の高校にも及んでいる。斐太農林高校(高山市)では、今月末に2年生111人が沖縄へ修学旅行に行く予定だった。しかし、沖縄には米軍関係の施設が多いため「不安をぬぐえない」と、11月に関西へ出掛けることにした。益田・吉城・飛騨神岡の各高校も沖縄を予定していたが変更した。

三船の映画を堪能
 三船敏郎の代表作を連続上映する「飛騨高山映画祭」が、7日朝10時から高山市民文化会館で催される。映画愛好者による飛騨ふるさと会の主催。上映するのは、ヴェネチア映画祭グランプリ 「無法松の一生」 、「赤ひげ」、世界の映画史上ベスト10に入るとされる「七人の侍」ノーカット版。入場無料。

自販機荒らしを逮捕
 高山署は3日、自販機荒らしの疑いで愛知県江南市の男 (27)を逮捕した。同夜11時ごろ、高山市上一之町にある清涼飲料水の自販機から現金約5700円を盗んだ容疑。物音で店の人が、自販機の扉が開いているのに気付いて警察へ通報した。こじ開けたような形跡がないので、同署は手口を追及している。

料理で観光支えよう
 高山高校(高山市)家政科の3年生が4日、1度にたくさんの料理を作る 「大量調理」の実習をした。宿泊施設に就職する生徒が多いため、学校では特に大量調理に力を入れているという。作ったのは90人分の松花堂弁当など。これだけの量になると、ご飯だけでも1度に5キロも炊かなくてはならず、調味料の加減も難しいとか。出来あがった料理は、向陽園の在園者を招いてごちそうした。

  第 5239号 2001年 10月 3日
 

事業所などに落書き
 1日深夜から2日朝にかけて、高山市内の3か所に悪質な落書きがされた。3か所とも国道158号線の陸橋西側交差点付近にある事業所で、スプレーで書いたと思われるものが壁一面に。従業員は朝から消すのに追われ、道路沿いの壁に幅20メートルにわたって落書きされた旅行社では「壁を塗り直さなければならない」と怒っている。高山署が器物損壊の疑いで捜査中。

還暦野球でベスト8
 全日本選抜還暦軟式野球大会でベスト8入りした飛騨高山チーム(岐阜県代表)が2日、森瀬・高山市教育長を訪ねて結果を報告した。2戦を勝ち抜いたものの、準々決勝で平均年齢60歳の「若手」がそろう京都代表に敗れたという。メンバーは「冬場のハンディがあって暖かい地域との力の差を感じた。屋根付きの球場があれば…」と、教育長にちゃっかりおねだりも忘れなかった。

老人の障害を研究
 痴ほうなど、高齢者が抱える障害の予防法開発などに取り組む「岐阜県老人障害予防センター」が1日、飛騨寿楽苑(古川町)に併設された。予防法の開発を始め実践や効果の検証に取り組み、その成果を県内の高齢者にフィードバックしていく目的。保健士ら4人が常駐する。

パッチワークで入賞
 高山市大新町4の岩本きよみさんが作った、パッチワークの手提げかばんが「キルト・ウイーク横浜2001コンテスト」(大手製糸会社など共催)で入賞した。海外を含む約1400点の上位50以内に選ばれたもの。「夢の中へ…」と名付けた受賞作は、猫の夢の世界をファンタジックに表現。技術と物語のような構成が評価された。

  第 5238号 2001年 10月 1日
 

吉城郡のみで合併?
 市町村合併は避けて通れない問題で、飛騨1市3郡でも真剣に論議されている。そうした中で、古川町を中心とする吉城郡の経済界は「吉城で1つ」という主張を明確にし、「高山・吉城・大野」の1市2郡の合併が妥当だとする大方の見方と一線を画す。菅沼・古川町長は「町民も古川町を中心に…という意見が大部分」と話している。合併の組み合わせは来年3月までにはっきりさせなくてはならず、吉城郡関係者にとどまらず飛騨中が今後を注目している。

自然の中で遊び体験
 高山市の東小学校3年生が29日、隣接する 「くぬぎ公園」 に倒木で「僕らの秘密基地」を作ったり、急斜面をロープでよじ登ったりと、今ではあまり見られなくなったワイルドな遊びにチャレンジした。身近にある自然と触れ合おうという狙いがある。手作りのブランコに歓声を上げ、斜面でロープが切れた子が滑り落ちる…。おもちゃが少なかった時代の子供たちの姿が復活した。

モンゴルで再活用
 大野消防署で役目を終えた1台の救急車がモンゴルで第2の人生を送ることになり、3日に出港地の神戸へ運ばれる。当初は、ネパールとの交流に取り組んでいる糠塚良一さん(高山市大新町3)の仲立ちで同国へ贈る予定だったが、経由するインドの治安悪化のため断念し、アジア・アフリカ環境協力センターの要請でモンゴル行きが決まった。この救急車は平成3年に導入したもの。新しい救命装備に対応できなくなったための廃車だが、モンゴルではまだまだ十分活躍できるという。

宮川の「宮前橋」完成
 高山市の大新町と七日町を結ぶ、宮川の新しい橋「宮前橋」が完成し、5日午後1時から通行できる。七日町の民間駐車場を利用する観光客の利便を図る目的。長さ53メートル、幅5メートルで周囲の景観とマッチさせるため外観は木製。歩行者と自転車専用だが、上流にある弥生橋の架け替え工事中は自動車も通す。宮川の新橋は昭和47年の万人橋以来。


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