2001年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

  第 5276号  2001年 12月 28日
 

八幡宮に大鳥居完成
 桜山八幡宮の表参道(大新町)宮前橋詰めに27日、大鳥居が建った。高さは20メートルあり、今年新設された「宮前橋」と共に高山の新しい景観が誕生した。

クアアルプ存続確実
 経営不振から20日に閉鎖した温泉レジャー施設クア ・アルプ (高山市)は、市民運動によって存続が確実となった。土野市長と蓑谷・会議所会頭がJR東海などと交渉した結果、基本的に、建物は無償で市へ譲渡し、敷地は市が借り受けるということで合意が得られた。今後の運営について市長は「市が直接携わることはない」と話している。

本号が今年最終・高山市の回顧特集
 「高山市民時報」は本号が今年の最終号です。高山市を中心に'01年の重大ニュースを特集しました。高山関係の主な掲載項目は
・ 観光客が300万人を突破
・ 麗江との友好都市提携が本決まり
・ 不況の影響
・ 飛騨体育館の取り壊し始まる
・ NHK「さくら」の制作決定
・ 飛騨センターが開館
・ 記録づくめの天候
・ 若い世代が大活躍

  第 5275号  2001年 12月 26日
 

珍しい直立のしめ縄
 飛騨の里(高山市)旧・前田家に珍しいしめ縄が飾ってある。これは「1本締め」と呼ばれ、前田家の故郷である上宝村神坂地区に伝わるもの。長さは約80センチ。このような形になった理由には「米が採れなかった土地なので、ワラの量が少ない形になった」など諸説ある。

屋台修理に60万円
 高山市の姉妹都市デンバーに飾っている「祭り屋台レプリカ」の修復費用をと、高山デンバー友好協会が市民に募金を呼びかけていたが、一応締め切って26日に現地へ送金した。集まった善意は約60万円。修復はボランティアによって行なわれ、来年2月に終わるという。レプリカは昭和39年に贈ったもので、実物の3分の1サイズ。

酔っぱらい男を逮捕
 酒に酔うのもほどほどに…。23日未明、高山署内。酒に酔った男が同署に車で乗り付けた。これだけでもおかしな話なのに、暴れて掲示板のガラスを蹴り割るという、オマケまで。結局、器物損壊の現行犯で逮捕されてしまった。翌朝になって男は「昨夜のことはほとんど覚えていない」。

  第 5274号  2001年 12月 24日
 

歳末恒例「塩ぶり市」
 「塩ぶり市」が24日に高山市の市場で開かれた。朝の最低気温が今冬1番のマイナス7・1度まで下がった中で、競り人は白い息をはきながら「型のいい天然物が入ったよっ」とムードを盛り上げた後、威勢のいい競り声を市場に響かせていた。天然物は最高でキロ当たり6500円の値がついた。この市は28日ごろまで。

国際協力を考えよう
 高山市は23日、西高校で「国際協力セミナー」を開いた。国際協力を考えてもらおうという目的で、同校の1,2年生合わせて70人が参加。講演を聴いた後、「自立のための道具の会飛騨」が集めた約1000点の大工道具の箱詰めなどを行なった。これらの道具はインドの村に送って、水力発電装置の修理などに利用されるという。

花もちチャリティー
 清見村二本木の花もち名人・肥垣津光雄さん(76)らが、26日午前10時から役場でチャリティーを行なう。肥垣津さんを中心に、地区のお年寄りが飾ったものは、もちをふんだんに使っているので、その数と大きさが自慢。ゴルフボール大のものまである。

幸先の良いスキー場
 連日の雪で、飛騨のスキー場の多くが営業を始めた。12月中に滑降できることが少なかったアルコピア(久々野町)は22日、パルク数河(古川町)と原山(高山市)も相次いでシーズン入り。アルコピアは今シーズンから子供専用エリア「ちびっ子広場」を設け、子供も安心して楽しめることをアピール。この広場にはスキーを履いたままゲレンデを登れるエスカレーターも設置した。

  第 5273号  2001年 12月 21日
 

クア・アルプ存続へ
 高山市にある温泉レジャー施設「クア・アルプ」は20日で一応閉鎖されたが、存続を求める声が市民の間にある。この点について土野市長は20日の市議会で「調整すべき課題が多いが、明るい状況が見えている。年内に決着し、早く再開できるよう努力している」と述べ、調整が最終段階にあることを示唆した。

古川の観光に人気
 古川町の観光ボランティアガイド「夢ふるさと案内人会」が、需要に応じきれないと悲鳴を上げている。観光客の増加が著しく、飛騨古川まつり会館に限っても、12月に入ってすでに5000人以上が訪れ、昨年の2・5倍に達し ている。これは伊東市の旅行会社の社長が古川を気に入って、3か月間で5000人もの客を送り込んでくれることになったのが大きい。案内人会では会員を増やして対応することにしている。

「はたちの思い」
 来春、高山市の「新成人を祝うつどい(成人式)」で朗読発表する「はたちの思い」の審査があり、 宮垣祐二さん(高山信用金庫勤務)と高原幸子さん(高山消防署勤務)が選ばれた。宮垣さんは、高校時代に甲子園を目指したもののレギュラーになれなかった当時を振り返って 「野球に学んだこと」と題して、高原さんは「頼りにされる消防士を目指して」のテーマで発表する。

生徒の「メル友」調査
 高山署は飛騨地区の高校生を対象に、携帯電話の使用状況をアンケート調査した。アンケートに答えた4334人中、携帯を持っているのは3917人にも達し、異性のメル友から「脅迫やストーカー行為などを受けた」のが67人、「体に触られた」のが89人もあることが分かった。

  第 5272号  2001年 12月 19日
 

河川のレンジャー
 岐阜県は、253人の「河川環境レンジャー」を初めて委嘱する。住民の情報によって河川環境を改善し、動植物を保護していこうという狙い。自治体などから推薦された会社員や公務員が中心で、飛騨1市3郡では50人。飛騨総合庁舎(高山市)で20日に委嘱式がある。任期は3年。

フルーツトマト出荷
 甘くて果物のような歯ごたえがある「フルーツ・トマト」。 清見村の加藤辰也さん(25)が飛騨で初めて本格的な栽培に取り組み、今月から出荷を始めた。品種は 「桃太郎」という一般的なものだが、水やりを極度に少なくして糖度を高め、歯ごたえも出す。糖度は普通の栽培方法に比べて3〜4度高い9度。「飛騨の匠味(たくみ)トマト」と名づけられた。

清見村に自然館開く
 清見村の自然体験・学習施設の拠点となる「ひだきよみ自然館」が18日にオープンした。村内にあるパスカル清見など7施設の総合窓口として、都市部の人のニーズに合わせた施設紹介や講師の手配を行なう。また、森林インストラクターら4人が常駐し、自然環境指導者も養成する。管理棟と実習棟があり、約3億円を投じた。

季節外れのクマ出没
 上宝村平湯のキャンプ場付近で18日、クマが国道を横断しているところを目撃された。体長約150センチで林の中に入っていったという。冬眠に入る時期だが、高山短大学芸員・小野木三郎さんは「今年は降雪が早かったので、冬眠のタイミングを逸したのではないか」と話している。この辺りでは今夏も出没して食べ物を漁る騒動があった。

  第 5271号  2001年 12月 17日
 

牛1頭1400万円
 岐阜県下の肉牛の競りが14日に高山市であり、1頭の値段としては過去最高の1407万1050円という、スーパー・プライスが出た。1キロ当たりにすると3万円で、この数字が電光掲示板に表示されると、会場を埋めた約200人の関係者から一斉に拍手が沸き起こった。狂牛病にほんろうされているだけに、畜産業界には明るい話題となった。

西高がISOを取得
 高山市の西高校が、環境に関する国際基準ISO14001を取得した。昨秋から「環境に関する授業の充実」に取り組んで、その成果が評価された。県内校では小中校を含めて初。ISO14001の取得に当たって企業などでは一般的に、節電などによる環境負荷の低減と省資源などがメーンになるが、同校のように教育に重点を置いたのは全国でも珍しいという。

伝統文化で県表彰
 華道や伝統工芸、日舞、民俗芸能など、 長年にわたって文化の保存・継承に取り組んできた人たちを表彰する、岐阜県の「伝統文化継承者顕彰」に、高山市から次の皆さんが選ばれた。県下で15人。表彰式は18日に県庁である。 牛丸政治(一位一刀彫 ・80)、牛丸政子(華道・80)

河合村で70センチ
 この雪で飛騨は一面の雪景色となった。16日朝の積雪は高山市22センチ、河合・白川両村70センチなど。河合村では早くも屋根の雪下ろしをする姿が見られ、村民の1人は 「こんなに早い時期の大雪は最近覚えがない」と話していた。同村の飛騨かわいスキー場はスノーマシーンを持たないが、16日から営業を開始。この時期から滑ることができたのは、最近10年近くなかったという。

  第 5270号  2001年 12月 14日
 

除雪をきめ細かく
 高山市は、今冬から除雪対象とする路線に車道で10キロ(33路線)、歩道で5・6キロ(13路線)追加することにした。追加するのは高齢者が多く、空洞化の進んだ朝日町や末広町、西町など。このため除雪を委託する業者も増えた。除雪予算は5500万円。

郵便局員が安否確認
 古川町は一人暮らしの高齢者の安否確認を、来年1月1日から古川郵便局に委託する。対象となるのは203人。現在は民生委員が訪問しているが月に2,3回しか巡回できない。 このために委託するもので郵便配達時と、毎週火曜日には郵便物の有無にかかわらず訪問することになる。

不審電話がまた増加
 同窓会などの名をかたって、子供の連絡先を問い合わせるという不審な電話が、最近高山市内でまた増えている。今のところ斐太、高山工業の2高校で目立っている。学校サイドでは「アポイントメント商法などのトラブルが心配」

花もち市が始まった
 師走。高山市の公設地方卸売市場で13日から恒例の花もち市が始まった。 初日は約2000株が競りにかけられ、1000円から2000円程度の小型を中心に取り引きされたが、中には高さ1・5メートルのジャンボサイズもあり、これには4万円の値がついた。市は25日ごろまで続く。

  第 5269号  2001年 12月 12日
 

側溝の流量など調査
 高山市議会の一般質問(11日)で安江議員(緑樹ク)は、側溝の整備が融雪に役立つとして「東西線は傾斜がないので水が流れない」と、高山市に善処を求めた。 これに対して市側は「来年度に幹線水路の流量などを調査し、水量確保など、できることから取り組む」と答弁。また12日には、来年の市長選に立候補するかどうかを聞かれた土野市長は「もう少し時間をいただきたい」と、明言を避けた。

今冬1番の冷え込み
 12日朝、高山の最低気温は1月下旬並みのマイナス6・4度を記録し、今冬1番の冷え込みとなった。高台にある観光施設「飛騨の里」では一段と冷えて、午前8時現在マイナス7・4度。五阿弥池には初めて氷が張って太陽の光に美しい輝きを見せていた。

高山スキー場開く
 飛騨高山スキー場(高山市)が14日にオープンする。 オープン当初は「1部可」の状態。15、16日の土・日も平日料金で(1日券2000円など)サービスするという。

ラドゥカンが演技
 女子体操界で世界の頂点にあるルーマニアから選手2人が古川町を訪れ、11日に演技を披露した。訪れたのは実力ナンバー1のラドゥカン選手ら。会場に詰め掛けた約800人のファンを前に平均台と床の華麗な演技を披露。同町はルーマニアのサッカーチームのキャンプ地として誘致運動を進めてきた。この縁で実現したもので、ラドゥカン選手は「キャンプは実現しなかったが、精いっぱい演技しますのでお許しください」と、開会式であいさつした。

  第 5268号  2001年 12月 10日
 

クア・アルプの署名
 高山市越後町の温泉施設クア・アルプはこの20日で閉鎖されるが、これに対して利用者らによる「存続を願う会」(中村実代表)は10日、高山市に 「継続するよう高山市もバックアップしてほしい」と、約5500人の署名を添えて要望した。土野・市長は「市が経営するのは無理。名案があったら何らかの形での支援はしたい」と答えるにとどまった。

「さくら」で古川PR
 NHK朝の連続テレビ小説「さくら」を利用して、ちゃっかり古川町を全国にピーアールしようと、町は年賀はがきに張るシールを4万枚作った。町民が出す年賀状に張ってもらおうというもので、町内の回覧板で利用を呼びかけている。町民の反応は上々。

恐喝容疑で男を逮捕
 高山、金山両署は10日、 住所不定・自称塗装業の男 (52)を恐喝の疑いで逮捕した。10月に金山町のAさんから塗装工事を断られたため、1万円を脅し取った疑い。同容疑者は酒気帯び運転で11月に逮捕され、今月6日に起訴されている。

開場前から長蛇の列
 若いミセス生活学校の「冬物を生かす交換会」が、9日に高山市民文化会館で催された。不要になった衣料や日用雑貨を持ち寄って廉価で販売するもので、不況を反映してか、開場前から100人以上の行列ができる盛況だった。用意した商品はほとんど売れたが、残った衣料と売上の1部は難民などに贈る。

  第 5267号  2001年 12月 7日
 

細江さんの写真展
 写真家・細江光洋さん(81・高山市名田町5)の初の個展が,8日から飛騨・世界生活文化センターで始まる。同センターの主催。展示作品は細江さんが新聞記者をしていた昭和30〜40年代に写したもので、 飛騨を代表する風景や懐かしい職人の姿など約80点。 半切のモノクロが中心。 期間は来年2月11日まで。有料。

田中真策さん回顧展
 真工芸(高山市八軒町1)創業者で昨秋亡くなった田中真策さんの回顧展が、14日から高山市民文化会館で始まる。田中さんは日大洋画科を卒業。 デザイナーを経て同社を創立した。回顧展に展示するのは仕事の傍ら描きためた油彩・水彩・版画など。16日まで。

厳しい高卒の就職
 高山公共職業安定所の調査によると、来春民間企業への就職を希望している高校生の内定率は、11月末現在で83パーセントにとどまり、 昨年同期より3・8ポイント低いことが分かった。長引く不況が影響しているもので、特に女子の内定率は8・9ポイントも減少。求人数を見ると建設業が目立って少なくなっており、 その一方でサービス業は好調な観光を背景にして増加傾向にあるという。

  第 5266号  2001年 12月 5日
 

屋台の製作で最優秀
 全国の工業高校長協会が主催した「研究成果全国コンクール」で、高山工業高校の生徒が屋台づくりの様子を発表して最優秀に輝いた。この屋台は、先月の全国高校産業教育フェアに発表して話題となったもの。コンクールでは「地元の伝統を深く研究し、再現した」として、全審査員から文句なしの1位に推された。

交通取締りを強化
 岐阜県警は4日から年内いっぱい、交通取締りを強化する。3日現在の事故死者は200人。このままでは昨年の222人に達する勢いなので 、年末の交通安全運動に先立って強化することにした。飲酒・速度・シートベルトが中心。

レスリング世界5位
 女子レスリングの清水美里選手(高山市桐生町8出身・24)が、ブルガリアで開いた世界選手権大会の46キロ級に日本代表で出場し、5位に入った。レスリングは、次回のアテネオリンピックから正式種目になることが決まっており、オリンピック出場という夢に向けて弾みがついた。

  第 5265号  2001年 12月 3日
 

友好シンボルSOS
 高山市から昭和39年に姉妹都市デンバー市へ贈った屋台レプリカ(3分の1の大きさ)は、損傷が著しくなったため、現地の姉妹都市委員会がボランティアで修理を始めた。だが約50万円を要するため、地元の日本語新聞を通じて資金協力を呼びかけているという。この話を聞いた高山サイドも「屋台は友好のシンボルだ」として、市民から募金することにした。TEL35−3130へ詳細を。

「印章」でグランプリ
 全国の1級技能士による「技能グランプリ」で、高山市片原町の盛光裕一さん(42)が印章木口彫刻のグランプリに輝いた。「島根埋蔵文化財調査研究所」という文字を彫る課題に「てん書」で取り組み、繊細さなどが評価された。 同市冬頭町の沢田桐有さん(44)は、家具部門で3位に入った。

雅子さまご出産祝う
 皇太子妃雅子さまのご出産を祝う 「起し太鼓」の連打が1日夜、古川町に鳴り響いた。これは、木の国ふるさとづくりの会による祝賀式典のひとコマ。会場には町民約300人が駆けつけ雅楽愛好家グループの演奏、 鏡開きに続いて裸男が大太鼓を打ち鳴らすと、祝賀ムードは最高潮に達した。同夜は高山市でも市民グループが花火を打ち上げて祝福した。

赤カブでジャムパン
 飛騨の漬物の代表ともいえる「赤カブ」。生産現場では小さなものを捨てるケースが多いが、国府町中央営農組合は、規格外のカブを使った「赤カブジャムパン」を商品化した。カブにレモン汁と砂糖を加えてジャムにしたもので、後味と香りに少し赤カブらしさを出している。1個120円。町内の特選館あじかなどで販売中。


2001年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
 Copyright 2001 Takayama Shiminjihou All rights reserved.