2002年 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

  第 5288号 2002年 1月 30日
 

市民の意識は低調
 高山市が29日から市町村合併に関する説明会を始めた。 だが、市民の意識はまだまだ盛り上がってこないようで、初日のビッグアリーナ会場に参加したのはわずか50人だった。この中で助役は「市民の声を反映するためアンケートを行なう」と語った。説明会は今後3会場で予定。

古川では意見書提出
 古川町の住民グループは、先ごろ行なった市町村合併を考える会の意見を集約して29日、菅沼町長に意見書を提出した。吉城郡のみでの合併を求めている。

求人倍率は0.82
 深刻な不況の影響で、高山職安管内の昨年12月の「有効求人倍率」は0.82まで落ち込み、バブルが破綻した平成2年以降の最低を記録した。特に深刻なのは45歳以上の中高年で、同安定所では「有効求人倍率は0.3ぐらいだろう」と推測している。

スギ花粉は少なめ
 岐阜県花粉症対策委は「今年のスギ・ヒノキ科花粉の飛散は平年よりやや少なく、非常に多かった昨年の4分の1」と、予測を発表した。飛散が始まるのは平年とほぼ同じで、飛騨は2月下旬から、ピークは3月下旬〜4月上旬の見込みだという。TEL058−240−3209で花粉情報を聞ける。

  第 5287号 2002年 1月 28日
 

市も合併の説明会
 市町村合併の必要性などを知ってもらおうと、高山市は29日から次の日程で説明会を開く。梶井助役が合併の組み合わせや各町村の意向、今後のタイムスケジュールなどを話す。時間はいずれも午後7時から。29日=ビッグアリーナ。30日=高山市民文化会館。2月1日=山王小学校。5日=東山中学校

飛遊人スケール大賞
 古川町が、町の活性化に貢献した町民に贈る「飛遊人(ヒューマン)スケール大賞」。13年度は大賞該当者がなかったものの、次点のスケール賞に、9歳の高橋佑可子さん(古川西小4)が選ばれた。昨夏、荘川村で国内最古級のジュラ紀中期のエビ化石を発見した功績。この他にもスケール賞に3人が、同奨励賞には4人が選ばれた。

山形屋でJAZZライブ
 下呂町の山形屋ジャズ倶楽部が、2月3日に山形屋旅館でジャズライブを開く。出演は早坂紗知(サックス)、おおたか静流(ボーカル)ら。2人で作詞・作曲した下呂のイメージソングも演奏。ディナー1万2000円、コンサートのみ3800円。時間など詳細はTEL0576−25−2601へ。

氷点下の森は見ごろ
 朝日村・ 秋神温泉の 「氷点下の森」が見ごろを迎えた。 周囲の木立に谷水をかけて氷の造形をつくったもので、夜間は照明を当てるため昼間とは違った美しさを見せている。恒例の氷まつりは2月9日。

  第 5286号 2002年 1月 25日
 

日赤に電子カルテ
 高山赤十字病院は25日、電子カルテなどの総合医療情報システムを2月1日から導入すると発表した。医師と患者が情報を共有しながら治療に当たることができるほか、医師と検査・薬局部門などとの情報交換がスピーディーになり、医療の質的向上と効率化につながるという。 電子カルテの導入は全国の赤十字病院では初。費用6億円。また、通院も電話予約制になる。

クア・アルプは再開
 閉鎖中の温泉レジャー施設クア・アルプ(高山市)は、飛騨高山観光協会が高山市の委託を受けて2月下旬にも再開することになった。同協会は昭和59年、高山市が運営していて経営が思わしくなかった国民宿舎「飛騨」を引き継ぎ、初年度から黒字転換して立て直した実績がある。

尺八の里帰り公演
 久々野町出身で埼玉県在住の尺八奏者・岡田純明さんが、27日午後12時30分から同町中央公民館で里帰り公演する。 岡田さんは日本の伝統音楽を始めジャズやラテンなどにも挑戦しており、 海外公演も多い。入場無料。

死亡事故と火災発生
■24日、高山市内の工事現場で、隣接する民家のブロック塀が崩れ (写真)、作業員の男性(26)が下敷きになって死亡■24日、 高山市の斐太農林高校でガラス温室から出火。けが人は無かった。漏電の可能性が高いという。

  第 5285号 2002年 1月 23日
 

自主的に合併を模索
 古川町民が自主的に市町村合併を話し合う会が22日に開かれた。参加したのは約400人。同町には「吉城郡のみで合併を」という声が根強く、この日の話し合いでも半数以上が同様の主張を行ない、その理由として「起し太鼓など高山市に対抗できる観光資源の存在」などを挙げた。

日本製粉と業務提携
 高根村などが3セクで製造している唐辛子ソース「うま辛王」を、日本製粉が販売することになり、24日に業務提携する。同社は初年度の売上目標を1億円とし、単体での販売に加えて加工製品も売り出す。村では「圧倒的な売上増が期待できる」。

水泳で県学童新記録
 岐阜県水泳連盟の新年室内水泳競技(20日)で、高山市立北小学校6年の武田雅司君が、バタフライ200メートルに2分21秒51をマークし、県の学童記録を更新した。

垣内さんが帰郷展
 高山市上岡本町8出身の画家・垣内彩子さん(27)が、24日から高山市民文化会館で個展を開く。垣内さんは東京の女子美術大学を卒業しパリでヌードを中心に油絵とデッサンを描いている。'00年には同国で最も権威があると言われるフランスアカデミー・ボサール・デッサン展で入選を果たした。今回の個展では、その入選作を始め40点を展示。27日まで。

  第 5284号 2002年 1月 21日
 

氷の彫刻まつり開幕
 高山の冬の誘客イベント「氷の彫刻まつり」が21日、季節外れの雨の中で開幕した。岐阜や名古屋などのホテルの調理人が2人1組になり、合わせて15組が前夜から徹夜で彫り上げた。展示しているのは陣屋前や本町、桜山八幡宮ほか。

市へ融雪装置を寄付
 高山市の宮川に架かる桝形橋詰めに19日、市内の企業が融雪装置を設置して市へ寄付した。この企業は融雪装置施工のダイワヒーティング。 設置したのは勾配があってスリップしやすい場所で、同社々長も危険な思いをしたため設置を考えたという。工費は約500万円。維持管理を市が行なう。

スキー県大会で優勝
 岐阜県モーグル選手権 (19日) 男子で高山市の熊原誠さん (27)が、正・準指導員を中心にした同スキー技術選手権(19日)では、いずれも高山市の横田幸平(21)、三橋朋子(23)の皆さんがアベック優勝した。

そばのある風景写真
 国府町が昨秋行なった「そばのある風景フォトコンテスト」。その審査結果が発表され、同町の鈴木良一さんによる「天まで昇れ、蕎の花」が推薦に選ばれた。応募総数84点。2月1〜6日に遊湯館(同町宇津江)で入賞8点を展示。

  第 5283号 2002年 1月 18日
 

麗江との調印が決定
 中国雲南省・麗江地区と高山市との友好都市提携は、3月21日に麗江で正式調印することになった。調印式に赴くのは市長、議長、日中友好協会代表など約10人の予定。高山市は記念品として、世界遺産に登録されている町並みを守るため可動式消防ポンプを贈るという。

合併を考える会発足
 古川町民の有志が、市町村合併に関する吉城郡内の意見をまとめようと「私たちの合併を考える会」 を結成した。行政主導ではなく、住民が本音で意見を出し合って結果を行政側に伝える。

飛騨庭石に追徴課税
 高山市にある不動産・土木会社の飛騨庭石(中田金太社長)が、平成13年2月期までの7年間に約28億円の申告漏れをしていたとして、名古屋国税局はこれを「意図的な所得隠し」と判断し、13億円を追徴課税したもよう。同社は「意図的な操作はしていない」などとコメントしている。

北ア遭難者を救助
 神岡署の山岳救助隊は18日朝、北アルプス天狗岳(2909メートル)で遭難した韓国人の男女2人をヘリで救助した。命に別条はないという。この2人は4人パーティーで登山していたが、ザイルのトラブルから4人とも40メートル落下し、さらに雪上を200メートル滑落。動ける2人が自力で下山して救助を求めた。

  第 5282号 2002年 1月 16日
 

蒲田温泉で雪崩発生
 16日早朝、上宝村の蒲田温泉の新穂高側で雪崩が発生。さらに現場から約700メートル奥でも起きたため、正午現在、2つの現場に挟まれている山のホテルなど3宿泊施設(従業員を客合わせて120人)と、除雪作業していた数人が孤立状態になっている。小規模な崩れが続いているので復旧の見通しは立っていない。
 国道158号線の上高地入り口付近でも16日に発生し、安房トンネルから東が通行止め。

覚せい剤使用で逮捕
 高山署は15日、覚せい剤取締法違反容疑で、同市石浦町4の石坂敏幸容疑者(43)を逮捕した。昨年暮れから数回にわたって覚せい剤溶液を自分で注射した疑い。この容疑者は1月2日に傷害事件で逮捕され、取り調べの際の言動に不審な点があり、尿検査で覚せい剤反応が出た。

観光客は321万人
 高山市観光課がまとめたところによると、昨年1年間に高山を訪れた観光客は初めて300万人台の大台を突破し、321万8000人に達していたことが分かった。この原因には高速道路網の整備や屋台曳(ひ)き出しなどの通年イベント、米国同時多発テロによる国内旅行の増加などが考えられている。これによる経済波及効果は単純計算で585億円を超える。

丹生川で「管粥神事」
 今年1年を占う 「管粥神事」が14日、丹生川村の伊太祁曽神社で営まれた。米や大豆などを混ぜた粥 (かゆ)と麻の茎を一緒に煮立て、茎に入った穀物の種類と量で吉凶を占う伝統行事。その結果、農業はいまひとつで、特にトマト、ホウレンソウは良くなかった。観光は「良」。プロ野球ではセがヤクルト、パではロッテが「吉」と出た。

  第 5281号 2002年 1月 14日
 

「飾り物展」が開幕
 高山市教委が主催する「飾り物展」は13日に開幕し、天位に同市上一之町の坂上雅浩さんによる「流鏑馬(やぶさめ)」が選ばれた。今回のテーマはえと「午」と、歌会始のお題「春」。坂上さんは漢方薬などを砕く薬研(やげん)を用いて、馬上から矢を射る流鏑馬を見事に表現した。同展は20日まで高山市民文化会館で。

成人式に約700人
 高山市の成人式(新成人を祝うつどい)が13日に高山市民文化会館で開かれ、大人の仲間入りをする667人が出席した。式典で土野市長は「時には、20歳よりも60歳の人に青春がある。熱い思いと理想を持ち続けてほしい」と門出の言葉を贈った。

カエルが「今日は」
 高山市桐生町3・川上昭彦さん方のシクラメンの鉢から、小さなカエルが顔を出した。 体長2センチほど。薄い褐色。この鉢は秋まで屋外に置いていたもので、12月始めに玄関に取り込んだという。姿を現したといってもまだ厳寒期。ほとんど眠ったような状態で夕方になると土に潜り込む毎日。

  第 5280号 2002年 1月 11日
 

大量の重油が流出
 高山市花岡町2の岐阜地裁高山支部で10日、給油中のA重油がタンクから推定で約2300リットルあふれ出た。高山消防署などから70人が出て回収に当たったが、300リットルほどは側溝に流れ込んだと見られている。ベテラン署員でも「これだけ大規模な流出は経験が無い」 と言うほどの量で、警察などが事情を聞いている。

サザエさんに「飛騨」
 テレビの人気アニメ「サザエさん」のオープニング画面に、高山市と古川町、国府町が登場することになった。13日〜今年6月の予定。視聴率の高い番組を利用して観光ピーアールするもので、岐阜県が700万円で画面を買い上げ、登場する市町村なども負担する。「全国的に人気がある番組なので、宣伝効果は大きいでしょう」と高山市観光課では期待している。

古川で雪像ろうそく
 古川町の伝統行事 「三寺まいり」 (15日)。そのシンボルとして路上に立てる雪像ろうそく作りが10日から始まった。高さ約2メートルで、例年のように40本を作るが、今年は翌日からスタートするイベント「飛騨古川・雪物語」用に、1メートルのものが50本加わる。ドカ雪で町民の間からは「もう雪はうんざり」という声も聞かれるが、雪集めが順調なだけに作業員の顔には笑顔も。

  第 5279号 2002年 1月 9日
 

カインズが市長と面会
 全国で売り上げナンバー1を誇るホームセンターのカインズが9日、高山市と商工会議所を訪れ、高山市への進出に向けて改めて考え方を明らかにした。その後、取材に対して「いろいろな法律をクリアしなくてはならないが、平成15、6年ごろのオープンを目指したい」と話した。 進出予定地は新宮町の国道158号線沿いで、売り場面積は約1万平方メートル。この用地は今年9月には農振地域から外される可能性もあるとされ、そうなると最大の難関をクリアすることになる。

除雪費用が底をつく
 高山市は9日に除雪の状況を発表した。 2〜8日に関するもので、それによると委託業者の83社が延べ528回出動、路線延長にして1610キロを除雪したことになるという。このため、当初予算に計上していた5500万円の除雪費用が底をつき、補正で対応することにした。

雪で高山市内渋滞
 この大雪で高山市内の道路はデコボコ。8日には周辺から市街地へ通ずる道路が軒並み渋滞し、ある会社員は「いつもなら15分足らずで会社に着くのに、1時間近くかかった」と、出勤早々からお疲れの様子。この状況は一部路線で9日も続き、神明町では、わだちにタイヤをとられて対向車とぶつかりそうになる光景が見られた。なお、8日には4人が転倒して病院へ運ばれ、うち2人は骨折していた。

  第 5278号 2002年 1月 7日
 

マズイ除雪に苦情
 高山市の5日時点の積雪が83センチにもなって、市民は正月返上で「雪またじ」に追われた。この雪で道路という道路はデコボコ。高山市には2〜6日に約400件の苦情や除雪要請の電話があった。市は「一昨年や昨年に比べて、短期間に多く降ったので一部対応できない部分もある」と話している。苔川は捨てられた雪で両岸がつながりそうになった。

古川町では塀が倒壊
 古川町の6日朝9時現在の積雪量は127センチ。観光名所、瀬戸川べりにある円光寺では雪の重みで落ちた木の枝が、 延長約50メートルの板塀を直撃して全壊。 町民の中には「垂木がきしむ音がした」と、深夜から急遽屋根の雪を下ろした人もあったという。

年末年始に事件発生
 年末年始に高山市内などで次のような事件が起こった。
▼12月30日、市内のホテルで置き引き。国府町の男(39)を逮捕▼31日に火災が2件。大新町2の三枝学さん方から出火し2棟の一部を焼いた。けが人なし。丹生川村のジョイフル朴の木売店で商品10万円相当を焼いた▼高山署が詐欺などの疑いで全国に指名手配していた住所不定の男(62)を、1月6日に名古屋で逮捕。 高山市内の男性の預金口座から10万円を引き出した疑い。

(今回から通常通り更新を続けますので、今年もたくさんのアクセスをお願い致します。また、投稿広場を皆さんに開放しておりますので、あんな意見・こんな意見をどしどしお寄せください)

  第 5277号 2002年 1月 1日
 

市町村の合併で対談
 高山市民時報社は飛騨地域の市町村合併をテーマに対談を行なった。出席したのは土野・高山市長、東・大野郡町村長会長、小池・吉城郡町村長会長ら。 この中で東さんは「大野郡は、高山市を中心とした合併を模索しなければならない」 、小池さんは「吉城郡はほとんどが高山市+吉城郡+大野郡で1つという考えだろうと思うが(古川町など)地域によってはまだ時間がかかるというのが悩みだ」と、それぞれの地域の現状を語った。また、土野さんは「高山市は受けて立つ立場。年明けから市民に説明会を開いていく」。

「さくら」撮影順調
 今年4月スタートのNHK朝の連続テレビ小説「さくら」は、高山市や古川町などが舞台になるが、撮影は順調に進んでいるという。主役の高野志穂さん(写真)は本社のインタビューに「朝の番組だから、見た人が1日をフレッシュな気分で過ごせるように演じたいですね。古い町並みや温かい人情も描かれているので、大いに期待して頂きたい」と語った。

花火で迎える'02年
 1月1日の時報とともに、花火が打ち上げられる。市民の有志が催すもので、 高山市西之一色町3の高台から800発、約7分間にわたって夜空を彩る。今回は3回目だが、特に「2002年は争いの無い平和な年でありますように、との祈りを込めます」と関係者は話している。

市町村合併の背景
 693兆円。平成14年度末の国と地方を合わせた借金だ。国は小さな政府を目指して権限を地方へ移譲し、交付税も先細りする。対する地方は権限移譲に伴う人材確保や財政難、少子高齢化などの高いハードルに直面せざるを得ない。こうした背景があって全国的に合併が模索されている。飛騨の各自治体でも財政力指数が小さく、25年後を展望すれば人口が大幅に減り、その一方で高齢化率は急速に上昇する見通しとなっている。今年は飛騨の歴史に残る大きな節目の年となる。


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